【プラハ(チェコ) 2026年7月】暗号資産のプロップトレーディング企業 HyroTrader(ハイロトレーダー)は、 「CoinGape Web3 Innovation Awards 2026」において「Best Prop Trading Firm(最優秀プロップトレーディング企業)」を受賞した。
受賞企業を選定したのは、Polygon Labs、Visa、Beldex、Shirplink、Liminal Custody の代表者らで構成される 独立した審査委員会だ。デジタル資産トレーダー向けに、実際の暗号資産取引所と接続した透明性の高い 資金提供モデルを構築している点が高く評価された。
CoinGape Web3 Innovation Awards は、Web3 の将来像を形作る企業・プロダクト・イノベーターを複数の部門で顕彰するもの。 HyroTrader は、実際の取引所でのダイレクト執行モデル、リスク管理フレームワーク、安定した利益分配の実績が評価され、 プロップトレーディング部門での受賞となった。
HyroTrader は、USDT建てパーペチュアル(無期限)契約を対象に、700銘柄超の暗号資産を取引できる 最大20万ドル相当の資金提供口座を提供している。自社内の疑似価格システムに依存するプロップファームとは異なり、 セキュアなAPI接続を通じて Bybit の実際の取引環境にオーダーをルーティングする仕組みを採用。 2023年に業界に先駆けて取引所とのダイレクト連携モデルを導入した。トレーダーは利益の最大90%を受け取り、 USDTまたはUSDCで出金できる。
同社のコミュニティは現在3万5,000人超の会員を抱え、これまでに1,700人以上のトレーダーに資金を提供。 2022年の創業以来、累計500万ドル超をファンドトレーダーに支払ってきた。
HyroTrader の CEO を務める Samuel Drnda 氏は次のようにコメントしている。 「この受賞は、当社が創業時から貫いてきたスタンダード――『実取引所での執行』『明確なルール』 『トレーダーが検証可能なペイアウト』――が認められた結果です。 これほどの顔ぶれによる審査委員会から評価されたことは、透明性が単なるマーケティング文句ではなく、 プロップトレーディングの未来そのものであることを示しています。」
Hyro Protocol:プロップトレーディングをオンチェーンへ
今回の受賞は、HyroTrader が次のステージに踏み出すタイミングでの出来事でもある。 同社は7月8日、Solana 上に構築され、USDC建てで決済される暗号資産プロップトレーディング用オンチェーンプロトコル 「Hyro Protocol」を発表した。
Hyro Protocol は、運用資金を必要とするトレーダーと、検証済みのトレーディング戦略へのエクスポージャーを求める 流動性提供者(LP)を結びつける仕組みだ。中核となるのは「ボールト(Vault)モデル」で、 スマートコントラクトによりルールが自動執行される構造化資本プール、透明性の高い会計処理、 オンチェーンでのパフォーマンス記録を備える。
トレーダーは、挑戦型の「Challenge Vault」を通じて実績を証明できるほか、 すでに確立したトラックレコードを持つ場合には、「Direct Vault」を通じて 流動性提供者の資本を直接運用する申請も可能だ。ボールトの新規作成、入金、純資産価値(NAV)の更新、 ペイアウトといったプロトコル上の主要イベントはすべて、オンチェーンで検証可能となる設計になっている。

